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2025 駐村作家


アネルース・スティヘルバウト

  • 出生地:オランダ
  • 居住日:2025/02/05-2025/02/25

作家紹介

オランダ・ライデン大学卒業、漢学学科修士、台湾、中国で留学、就業経験がある。在学中から翻訳の仕事を始め、現在では経験豊富な華文ーオランダ語文学翻訳家である。台湾、中国、香港作家の作品を多く翻訳している。三毛、陳浩基、劉震雲、張悦然等、オランダの各出版社から刊行されている。張悦然の小説『繭(De spijker)』の翻訳では、2024 年にオランダの権威ある図書翻訳賞 Filter 翻訳賞にノミネートされた。翻訳だけでなく、オランダの出版社や読者に華文文学の存在を宣伝している。現在はオランダ・ユトレヒト在住。

居住者計画

台湾文学は、いまだオランダの文学界で一定の地位を獲得しているとは言えない。その現状を変えようと考えている。レジデンス期間に、台湾文学のランドスケープへの理解をより深めたい。そこで得た知見を用いて、台湾文学に対するオランダ出版界の興味を喚起、また各種刊行物に台湾文学関係の文章を発表する。期間中は出来るだけ多くの台湾の作家、文学出版社、出版エージェントと知り合い、また文学関連イベントにも出席したい。台湾の短編小説を一作翻訳する予定である。 オランダで台湾文学の講座を開講、文学翻訳の実践と挑戦について論じる予定である。

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