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2023 駐村作家


詹斯閔

  • 出生地:彰化
  • 居住日:2023/10/25-2023/11/14

作家紹介

哲学を学ぶ、甘露水台文所院生。最近、時代の流れで元の言語から別の言語の使用を迫られた世代と亡命を余儀なくされたチベット人は、デュラスが形容したように、どちらも届かない愛のようなものが暗に含まれているのではないかと考えている。現在最も成功し、最も素晴らしい文学の代表作は個人の日記で、一番好きな作家はAnaïs Nin。文章は『消費型文青(消費型の文学青年)』や『廢話電子報(無駄話のデジタル新聞)』などの刊行物に散見される。

居住者計画

プロジェクト名は「シロアリに食べられた日記をさかのぼって書いた?」。昨年末に住んでいた古いアパートで日記を探し、近十年の心情を綴った内容がすべてシロアリに食われてボロボロになっているのを発見しました。中には2014年に立法院が占拠された期間に自分が見聞きしたこと、社会運動と共に生まれた揺れ動く感情、そして後に大学生であると同時に母としての歩んだ道のりが含まれていました。今回のライター・イン・レジデンスを利用して日記をさかのぼって書くことで、プライベートな経験の中から、普遍的な意義のある命の物語を生まれ変わらせ、広く伝えることができると考えており、日記体の散文を2編完成させる予定です。また「再敗德時」のコラムのような批判的な視点で女性の肉体と出産について改めて考え、婉曲的に議論を提起する文章を1編執筆。3回のセミナーイベントでも短文の現場ルポを予定しています。

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