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2023 駐村作家


Iris Chun-Tzu Chang 張君慈

  • 出生地:台湾
  • 居住日:2023/09/12-2023/10/02

作家紹介

国立成功大学で工業デザインを専攻、建築を副専攻に卒業。ロンドン芸術大学のサウンドアート修士。作品の形式は絵画、詩、インスタレーション、野外録音、即興パフォーマンスなど多岐にわたり、空間の中で聞き取れるものと聞き取れないものの間の肉体の感知や意識の流れに対する探求を試みている。 過去に、ロンドン Hundred Years Gallery、IKLECTIK、東京デザイナーズウィーク、桃園児童美術館、国立台湾美術館、衛武営国家芸術文化センターなど、国内外で展示を行う。2020年の作品「月潮搖籃曲:聲音記憶的脆弱性(月潮の子守歌:音の記憶の脆弱性) moon tide lullaby: fragility of sonic memory」で南瀛賞ニューメディア部門の最優秀賞を受賞。2023年の作品「像石頭一樣聆聽 (石のように耳を澄ませる)Listen Like A Stone」で2022年度音声賞(Sound of the Year Awards 2022)の最優秀想像音声部門(Best Imagined Sound)の最終選考にノミネート。 現在は異種間の聴覚と音声の想像の研究プロジェクト「もし_の耳をもっていたら? What is it like to be_?」を主宰している。 https://irischuntzuchang.com/

居住者計画

2022 年に月潮シリーズの第二部曲『月潮搖籃曲:細胞(月潮の子守歌:細胞)』を完成させました。人間、太平洋の牡蠣、サンゴといった3つのキャラクターの体に、3つのそれぞれ独立しつつ同時に交差する物語を描き、さらに物語を分解し、一行一行の文章にして、氷の中に入れました。満月の日から始まり、毎日6個の氷の玉(細胞)がショートショートの物語を生み出し、連続 28 日、次の満月まで続きます。これらショートショートの物語は、『月潮搖籃曲:細胞故事集(月潮の子守歌:細胞物語集) moon tide lullaby: cell stories』のプロトタイプです。2022 年に台東美術館で展示を行った際、細胞の物語と杉原湾(美麗湾)の沙共時對話。2023 年、これらの細胞の物語をもう一度聞いてもらい、読む耳として、誰かの体の一部になることを心から渇望しました。今回のライター・イン・レジデンスでは、『月潮搖籃曲:細胞故事集(月潮の子守歌:細胞物語集) moon tide lullaby: cell stories』の創作と出版の完成を計画しています。

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