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2022 駐村作家


鄭琬融

  • 出生地:台北市
  • 居住日:2022/10/25-2022/11/14

作家紹介

1996年生まれ。東華大学中国語文学部を卒業、翻訳文学の編集者を担当。台北芸術大学文学部学際的創作所で履修中。林栄三文学賞、第7回楊牧詩賞を受賞、国家文化芸術基金会の補助金を取得、台北詩歌節の「15秒映像詩」に入選。個人で詩集『流浪の魚(仮訳』『自分の幽霊と同室して(仮訳)』を出版。入選「二〇二〇 台湾詩選』『新世紀新世代詩選』に入選。

居住者計画

深夜の暗闇は弱者の避難所でもあり、悪の巣窟でもある。前者は逃亡者のように夜道を歩き、後者は闇に紛れて盗みを働く。夜や闇は恐ろしい事を連想させる。多くの人は真っ暗な中で眠ることを怖がり、時とともにその恐怖は繭が少しずつ厚みを増すように肥大する。夜は様々な想像をかき立て、普段私たちが気に掛けない、あるいは直視したくない、理解を超える物事を隠し、受け入れる。闇に紛れて見えにくい、その繭の入り口は人々の好奇心を一層かき立てる。その背後にある原因を探ろうとするのは、一種のダークツーリズムではないだろうか。詩集『夜の繭(仮訳)』は、「暗光鳥」「乾き切った乳房(仮訳)」「髑髏の人馬(仮訳)」という3つの異なるテーマに従い、夜の内部に迫ろうとする。レジデンス期間には「髑髏の人馬」を完成させる予定である。

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