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2022 駐村作家


古羅文君

  • 出生地:台灣
  • 居住日:2022/07/19-2022/08/01

作家紹介

詩的な文章表現から現代舞台芸術に至るまでアートの様々な表現形式を駆使して体と空間の対話を模索し、映像作品やバーチャル世界の芸術的応用と哲学的思索を通して身体的感覚と建築要素の融合を図る。分野を越えたクリエーションを通し人間と都市のインタラクティブな関係を観察する。台湾タイヤル族。稲草人現代舞踏団団長兼プロデューサー、独立プロモーター。高雄師範大学学際的芸術研究所修士。2019年にはダンスアートの専門書『足in・動きとフィーリングの境地—稲草人現代舞団のサイトスペシフィック・ダンスパーティーの創作と演出(仮訳)』を執筆、出版。

居住者計画

「レジデンスの期間、私は台湾文学ベースのあちこちをゆっくり散策してみようと思います。そして文章を通しダンスの輪郭を描くことができればと考えています。文章が時空を超えたある日、イマジナリー・ダンスの軌跡とともに記憶の片隅に眠っていた懐かしい歌声が聞こえてくることでしょう。それは昔を思い起こさせる古い建築の歴史が一個人の命の歩みとつながる時でもあります。その時、突然私の目の前に軽やかに踊るアーティストが現れるに違いありません。立ち並ぶ日本式家屋の傍らにたった一人で佇み、太陽を背に長い影を地面に落としたその彼は、命とは何かという大切な質問を投げかけてくることでしょう。もしかしたらそれは、幸福な草むらを軽やかに踊るアーティストたちかもしれません。手を取り合い、長い衣を風になびかせて踊りまわる彼女たちに、ガジュマルの樹が優しく微笑みかけています…」 (写真/撮影:劉人豪)

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