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2022 駐村作家


黄文儀

  • 出生地:台灣
  • 居住日:2022/07/01-2022/07/14

作家紹介

カナダ・マギル大学歴史学博士。ハーバード大学フェアバンク中国研究センターでポストドクターを経て、現在は台湾の中央研究院中国文学・哲学研究所のポストドクターを担任。研究対象は、移住史と日本統治時代の台湾史。 『誠品好読』の編集者。『幼獅文芸』『新活水』『故事』『印刻文学生活誌』などのメディアが作品やインタビューを紹介している。

居住者計画

日本が台湾を統治した時代に、高砂族(原住民族)の女性の多くは仲介者として重要な役割を果たしましたが、その具体的な働きについては十分な情報が残されておらず、歴史や小説の中でもその存在は過小評価されています。しかし宜蘭・南澳山岳地域のタイヤル族の女性、ヤブン・ラヘンは例外で、当時の公的文書、ニュース報導、写真集などあちこちにその姿を見ることができます。『ヤブン・ラヘンの夢(仮訳)』という小説は、真実と虚構を織り交ぜた手法で日本統治時代の高砂族女性の生き方を描くものです。この小説は地理、種族、性別の点で脇に追いやられていた人々を舞台の中央に据えるもので、マイノリティのために声を上げようとの試みの一つです。さらにヤブンの物語は文学作品を通し、歴史を正義という新たな目で見る助けにもなります。これまでの上から押し付けられたモノタイプの歴史的解釈から脱却し、日本による台湾殖民の歴史に対してより多面的な認識を新たにすることができるでしょう。

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