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2022 駐村作家


盛浩偉

  • 出生地:台灣
  • 居住日:2022/06/05-2022/06/24

作家紹介

盛浩偉、1988年生まれ。台湾大学日本語学部、台湾文学研究所修士。現代の私塾「与点堂」で定期的に講座を開き、文学理論や台湾文学と日本文学に関連した講座を開講。著作に『名は我の物(仮訳)』(エッセイ集、2017)がある。共著書には『華麗島のエピソード:鍵(仮訳)』(リレー小説、2017)、『終戦のあの日(仮訳)』(ノンフィクション、2017)、『百年のいのち:1900-2000台湾文学物語(仮訳)』(ノンフィクション、2018)などがある。TSMC青年学生文学賞、時報文学賞などを受賞。共著書は2018 Openbook年度良書賞を受賞。

居住者計画

長篇歴史小説『波と夢と(仮訳)』は実際の史料と史実に基づいたもので、中村桜渓と関口隆正という二人の日本人を通し、彼らが代表する民族集団を描こうとするものです。彼らが19世紀末に経験した変動、どのような経緯で台湾にやって来たか、台湾で何をしたか、そして最後にどのように一生を終えたかをたどります。その運命は一民族集団の運命でもあります。その物語を記録することで、当時台湾で生活していた民族集団に対する記憶を喚起するとともに、小説と文学という手法で日本の殖民政策と近代化に対する異なる歴史的アプローチを試みようと考えています。

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