噂を解剖-台湾都市伝説文学展
イベント内容紹介
「都市伝説」とは、噂であり、人々に真実であると信じられているものの、実際に真実であるかどうかはわからない物事を意味します。
国立台湾文学館の鬼怪文学シリーズ展では都市伝説をテーマに、農村における奇妙な話から目まぐるしく発展し続ける現代社会に至る様々なシーンを取材し、人々が抱く超自然的な力に対する敬意や科学技術文明の発展に対する不安、および弱者に対する同情や思いやりなどを深く掘り下げ、現代における都市伝説としてまとめ上げました。
都市伝説が創作の一部分となったとき、伝説は解体され、再構築されて、全く新しいものへと変貌します。そして、創作者によって組み立てられた細やかなストーリーが都市伝説にさらなる合理性と面白味を与え、その拡散力と影響力をいっそう増大させます。
このように、現代における都市伝説の創作はその世代における知識の伝達のもとに成り立ち、文学をベースとし、現代における様々な創作媒体を繋ぎ合わせながら、文化を伝承していく責務を担っています。
都市伝説は現代における民間の伝承であるのみならず、集団による想像でもあり、多くの人々の記憶をのせて、長く語り継がれていくものなのです。
展示期間∣2023年2月22日(水)~10月15日(日)
展示会場∣台湾文学ベース / 展示ホール
会館時間∣10:00 a.m.~6:00 p.m.(月曜日休館)
企画チーム
指導 | 文化部
主催 | 国立台湾文学館
執行 | 林巾力・蕭淑貞・洪秀梅・黄蘭燕・陳亮伃
展示内容 | 台北地方異聞工作室
スタッフ| 蔡沛霖・王嘉玲・温席昕・江怡柔・呂晏如・吳宗佑・洪珮婷
デザイン制作チーム | 沁人合業股份有限公司
審査委員 | 陳国偉副教授
文化財提供 | 中央研究院民族学研究所
書籍提供 | 瀟湘神・謝宜安・楊海彦・郭雅羚
イラストおよび映像著作権者 | Nofi動画およびゲーム著作権者 | 大宇資訊股份有限公司・毛毛蟲創意行銷有限公司(Youtubeチャンネル「微疼」)・紅衣小女孩股份有限公司・台湾電視事業股份有限公司・緯來電視網股份有限公司 (画数順・敬称略)